2002年12月


12月23日(月)

 ふぃぃ.推薦状完了.最近,学生さんから推薦状を以来される機会が増えているのだが,結構
これがなかなか時間を取られるものなので,工夫の余地があるなあと感じる.推薦文を書こうに
も,その学生さんの情報が必ずしも十分でないことも多い.ま,受持ちのゼミ生さんであれば,人
柄もわかるし,ゼミ論文の評価も書けるから比較的楽なのだがそうでない場合もあるし.
 ある先生は学生時代,推薦状が必要なときに,教員の研究室のドアを片っ端からノックして,た
またまいた先生に推薦状をお願いしたそうな.その先生が「僕,君のこと何も知らないんだけど」
と答えたら,「私の言う通りに書いてくだされば結構です」.そういうのってラクでいいなあ.
 これから推薦文は学生さん本人に書いてもらおうかな.たいてい英文だけどね.で,それを添
削して出すと.
 ちなみにアメリカの大学によっては,推薦状は公式のレターヘッドで出せとかいろいろ言ってくる.
私は今,サバティカルなので,関学のレターヘッドは日本から送ってもらえないとない.そんなこん
なで時間がかかるので,推薦状を依頼する場合は時間的な余裕も考慮しなければならない.
 推薦状を書くのは時間だけでなく,気も使う.自分の推薦文の書き方が悪くて通らないなんてこ
とがあったらいやだし.まあ,自分の推薦状のせいで落ちたかどうかはわからないことだし,最後
は「私をわざわざ選んで頼んだ学生の責任」ということにして,書いてしまうのだが.
 
 なにか気ぜわしくて,holidayという気がまるでしない

(B.G.M. "No No Circulation" by Koji Kikkawa or Yoshiyuki Ohsawa)



12月4日(水) 

 蒲島先生との会話で、産能大の玉木彰さんが不当解雇されていたことを知る。支援のホームページ
も既に立ちあがっており、蒲島先生が実名で書きこみをされている。そこでは解雇通知書なども公開さ
れているので、関心のある方はぜひごらん頂きたい。玉木さん本人による「解雇通知書に対する反論」
によれば、すでに平塚労働基準監督署が労働基準法違反の違法状態を認定し、改善指導を産能大
に対して行っている由。

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