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2003年4月の近況

4月3日(木)

 ミシガン大学の入学試験におけるaffirmative actionが違憲であるという訴訟が
起きていることは,このあたりでは結構なニュースであり,御近所のおばあちゃん
とお茶を飲んでいるときの話題にもなったりする.具体的な情報については,
http://search.yahoo.com/bin/search?p=University+of+Michigan%2C+Affirmative+Action
http://www.umich.edu/~urel/admissions/
などをたどっていただければいいのだが,制度の是非はさておき感心したことが
ある.それは,こちらの新聞報道である.
 たとえば購読しているAnn Arbor Newsでは,原告側と被告側双方の弁護士につ
いて,これまでどういう仕事をしてきたかなどが顔写真入りで紹介される.そして,
ページをめくれば,連邦最高裁判事(セクハラ疑惑で話題の人となったクラレンス・
トーマス氏もいる)のやはり顔写真入りの紹介記事と思想傾向などが示されている.
 私は日本の新聞でこれだけの情報を載せてくれたものを読んだことがない.大き
な判決のたびにこれだけの情報をキチンと載せてくれれば,日本の総選挙の際に
行なわれる最高裁判事への信任投票だってかなりきちんとできるのに,ほとんど
手近にavailableな情報がないまま信任投票をしろというのは無理難題というもので
ある.
  こういうところに大きな日米格差を感じざるを得ないなあと痛感するのである.
  Michael Mooreはオスカー受賞の席上で,ブッシュ大統領のことを「fictiousな選挙
で選ばれたfictiousな大統領」と避難したが,だったら我々の国は一体なんなんでし
ょう?

(B.G.M. "Real Action" by Yoshiyuki Ohsawa)

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