政治学特殊講義
蒲島・竹中『現代日本人のイデオロギー』第3章「日本のイデオロギーの生成過程」のうち戦前分までを講義.相変わらずお客様は一人.
お客様は神様です.
政治学
山川『政治学概論』第5章「立憲民主主義」を相当はしょって講義.立憲主義,民主主義の概念(理念.体制),ポリアーキーなど.
コンピュータ基礎B
MS-Wordによる作表,ペイントブラシの使い方.課題は自己紹介文,自画像,時間表(来週の講義終了後提出)
政治学特講C
SPSS
for Windows ver6.0の使い方に関する講義と分析のプレゼン.bank.savを用いて,賃金に性差別.人種差別はあるのかについての
回帰分析.学生はどれくらいわかってくれたろうか.いっぺんテストしてみようか?
前回要求した課題を提出してもらう.Web
Siteから自分の関心のあるテーマ2つ(政治的なもの,それ以外のもの)についておもしろい情報
が載っていると思ったサイトを選んで紹介文を書いてもらうというもの.なかなか楽しい結果が出たので.そのうちこのページにも掲載したい.
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政治学研究演習I(2限)
あらためて学生諸君にメールの使用を促すとともに,次回のゼミにおいて再講習を行うことを通知.事務に連絡してA301をおさえなければ.
なおあるゼミ学生から以下のような質問がメールで寄せられた.
ここでいうプリントとは大学教育社編『現代政治学事典』におけるファシズムの記述のことである.質問自体はうれしかったので親切に答えて
山田です.そういうのを自分で調べるのが大学生じゃないですか.
これでよかったのかなーと思いながらwifeに相談したところ「いいんじゃない.親切なもんよ」といってもらったのですっかり気が楽になった(^o^).
政治学基礎演習(5限)
さていよいよ「本日のメインエベントォー」である.
である.
ちなみに今年は以下のようなスタイルで行うことにしている.
*1人制(1対1)+司会者兼タイムキーパー1名+講評者1名
このやり方は北野宏明『ディベート術入門』(ごま書房,1995年)第6章収録のエキジビジョン・ディベートのスタイルを参考にしている.
さていちおう事前準備はやったのだが,片手間にやってたのでなかなか資料が集まらなかったというのがほんとのところ.
もう1つのディベートは「日本の選挙制度を小選挙区制にするべきである」
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政治学特殊講義(1限)
前回来てくれた学生がまた来てくれた! ということで一人を相手に蒲島郁夫・竹中佳彦『現代日本人のイデオロギー』(東京大学出版会,1996年)
政治学(2限)
教科書(山川雄巳『政治学概論第2版』有斐閣)第5章「政策と政策過程」を中心に行う。しかしこの教科書のこの部分はなかなか濃いので,
コンピュータ基礎B(4限)
MS-Word ver.6.0 入門.次回は作表やお絵描きをやらせる予定.
政治学特講C(5限)
内容的にはほぼ上に同じ。課題として学生個人が関心のあるテーマ2つ(academicなものとそうでないもの1つずつ)について重要なweb
site
5月12日(火) 運命の1日
教科書(大嶽・曽根・鴨『政治学』有斐閣)の方はなんとか1章第2節までを終える.しかしやはりこの教科書はムズカシイと実感.教える側に相
当の知識がないとしんどい.私くらいのレベルでははっきりいってヒーヒーもんである.ことに第2節「政治とは何か」はちょっとつらかった.読む
側にしてみれば「政治とは何か」を読めば政治とは何かが分かった気になることを期待するもんであるが,その辺,この教科書は親切ではない
(大嶽先生ゴメンナサイ(__).でも悪口じゃないのはわかって下さいますよね).
あと、ゼミのことですが、一つ質問をしてもよろしいでしょうか。それは、ゼミ
の中で配布されたプリントで、ファシズムについての説明の中で、日本の大政翼賛
会による新体制がファシズム体制に入るかどうかは論争対象となっている。と書い
てありましたが、そこのところ、詳しく教えていただきたいです。自分なりの知識
では、ファシズムに入ると思っていましたし、ファシズムの定義にも当てはまると
ころもあると思っています。
あげるべきかと悩んだが,結局以下のようなメールを書いた.
何でも教員は知ってて何でも教員から教わればいいと思ってませ
ん?事典の中にファシズムに関する文献のリストあったでしょ?
どうぞ読んでみてください.その上であらためて,この辺が理解
できないという質問があるなら承りましょう.
ま,これにこりないでまた質問メールください>ゼミ生諸君
そう.なんと学生とディベートである.
2年間1年生にはやらせておきながら自分は1度もやったことがないというあのディベート
*肯定側になるか否定側になるかはディベート当日の抽選で決定する.
*評価は討論者以外の挙手による判定
*時間配分
1. 肯定側立論(判定者に対して)
5分
2. 否定側から肯定側への反対尋問
3分
3. 否定側立論(判定者に対して)
7分
4. 肯定側から否定側への反対尋問
3分
5. 肯定側反駁(判定者に対して)
3分
6. 否定側反駁(判定者に対して)
3分
7. 肯定側再反駁(判定者に対して)
3分
G聴衆による投票
H講評者によるコメント(肯定側,否定側それぞれのよかった点,不足していた点)
I全員による論題についての自由討論
去年までは2対2でやらせていたが,これだと口のたつ人間が一人でしゃべることになりがちなので,逃げ場をなくすために1対1とした.
勝敗よりも教育の方が重要なのでこの方がいいと思っている.
(Special thanks to Prof. Yanagiya, and "Shushoku-bu").
論題は「就職協定は復活させるべきである」
司会者からじゃんけんで勝った方が肯定側をやるようにとの指示.
勝ったので肯定側.ちなみに否定側は大対しのぶさんという女子学生.一応用意しておいたプロットにあわせて論陣を張る.
結果はなんとか拾わせていただきました,ええ.
評決のあとで講評者からコメントをもらう.
「先生の議論は資料が少ない」
ええ,そのとおりでございます(__).大対さんの方がよほどよく調べていました.声のデカさとツラの皮の厚さで拾わせていただいたようなも
のであるとよーくわかっておりますです,はい(__;;;.
両者ともよく勉強していてよかったです,はい.
5月7日(木)
第2章「革新主義・保守主義・自由主義」について講義する。
しかしこの私がマルクス主義について講義するなんて,心有る方々はさぞやお嘆きであろう.心苦しい限りである.
学生がお腹を壊さないように,政策科学のところは大幅に割愛し,政策類型,政策過程,選択基準,執行形態,歴史的変化について主に講義
した.
を調べて,ワープロで文書化して提出することを要求.
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