6月5日(水) 
 
 長女がfield tripより無事帰還.それなりに楽しかったようである.私の
方は今日もあまり生産的でない1日.夏の旅行計画を立てたり,帰国後
の住まいについて検討したり(来年の話をすると鬼が笑うとは言います
が).
 この場合,子供の学校という要因が住所を定めるにあたって最大の効
果を持っている.ま,実際は帰国してみないとわからないことだらけです
がね.それでもいろいろインターネットで地域情報や学校情報を集めた
りしていたら,あっというまに時間は過ぎてしまった.プライドやら差別意
識やらがそういう情報には混じっているから,接していて疲れる.
 できるだけ子供には萎縮することなく伸びやかに育って欲しいし,選
択肢の外的制約もできるだけ少ないことが望ましい.世間で言われると
ころの「いい学校」というのが,必ずしもこちらの希望にフィットするかどう
かもよくわからない.親としては学校に通う子供の顔色を見ながら,子供
に声をかけ,今子供が幸福なのか,元気なのかを手探るよりない.これ
はアメリカにいようとどこにいようと同じことなのだが.

                                    (B.G.M. 「彼女」 by Motoharu Sano)
 
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