2月6日(水) EACH TIME (E. Ohtaki)

 今日は朝からキャンベル教授の日本政治のセミナーでした.2時間英語聞くと
頭がほんとつかれちゃいますね.おまけに今回はnote takerなのでまじめに聞い
てましたからなお.
 さて,昨日発見したのですが,かの大瀧詠一氏がBSデジタル放送でラジオ・
パーソナリティとして復活だそうです.興味のある方はこちらからどうぞ. 結局の
ところ,私の青春なんてみゆき,ユーミン,達郎,ナイアガラ・トライアングルvol.2
ってなもんですからねえ.
 しかしこんな風に,インターネットのマルチ・メディア化が進んでくると,我々大学
教員にも影響が来そうですねえ.そのうち講義はほとんどデジタル・ビデオ化して
学生に提供する(学生じゃなくても金を払ってくれたらアクセス認めるとか),教室
ではそれを前提に議論を中心に進めるとか,双方向性重視でやらなくてはいけな
くなりそうですねえ.でもそのためには私学なんてそれでなくても学生が多くて,み
んなきたら教室があふれるなんてところもあります.たくさんのTAと十分なスペー
スが必要でしょうねえ.で,その金はどっから出るの?ってなことになりますか.
 結局,ラクなんですよね,一方的かつ権威的に講義だけしているのが一番.それ
に双方向でやろうというときには,学生が予習してくることを前提にしなければいけ
ないわけですが,さてこの前提はどうやって満たしたらいいのでしょう?一科目だ
けそんなことしても,かなりマジメな人をのぞいて,大多数の学生はその科目を履
修しないという選択で応じてくるでしょうし.
 科目の難易度にもポイントをつけるとかするのかなあ.難しい科目に挑戦してい
い成績をあげたら,その分学生の評価もあげるとか.でもこんな話,教授会じゃ通
らないだろうなあ.
 日本の大学教育は一体どこへ行くんでしょうねえ.


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